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ブログ 92歳のつぶやき 『相棒』!

ブログ 92歳のつぶやき 『相棒』!

92歳の主人の父は、テレビっ子だが特に『相棒』が大好き。
昼間の再放送を(しかも同じストーリーを何度も)見て、夜の最新バージョンも見逃さない。

右京さんのことを、「こいつ、キザなんだよな~。いっつも家の中でもコート着てるからな」
でも、右京さんのように、紅茶のポットを高く持ち上げてカップに入れて欲しいと言う。
「こんな風に、片手で持ち上げてさ・・・」

右京さんのドラマの中の元奥さんが、最新バージョンでは登場しなくなった。(噂では原発問題発言で出演が難しくなったとか)
ある日それに気づいて、「なあ、ここの飲み屋、女将が代わったよな」と主人に聞いた。
主人「そうだよ。辞めさせられたそうだよ」
父「だろうなぁ。だってここの店、いっつも2、3人しか客がいないからな。やっていけないよ。辞めさせられるのは時間の問題だったんだよ」

そして、ドラマの展開の先を知りたがる面倒くさい性質なのだ。
父「おい、この人、この先どうなるんだ?」
主人「見てればわかるよ」
父「おい、この人犯人だろ?」
主人「だからさ~、見てろよ」
父「なんだよ、教えろよ!!」
主人「・・・・」
心を入れ替えた主人が、「お父さん、この男が昔の恨みで、もうじき復習するんだよ・・・」
父「なんだよ!せっかく人が見てるのに、先にそれを言うなよ!大人げないんだから!大人はそんなことは言わない!!罰金!罰(バツ)の金(キン)!」

大好きな『相棒』のことで、親子が言い合いになる。それもこれも父にとっては大事なコミュニケーションなのだ。

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