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ブログ 92歳のつぶやき ニュースの読み方

ブログ 92歳のつぶやき ニュースの読み方

92歳の主人の父は、自分ではリベラルだと思っている。
だから、新聞は右寄り、左寄り、両方読まないといけないと、一生懸命努力する。
“選択”という雑誌は、どこからも圧力のかからない公平な立場で、政治、経済、国際問題などの記事を書くから、毎月購読している。
特に政治は大好き。安倍総理のことは、アイドルのように慕っている。
父はかつて若かった日、明治大学法学部の先輩だった三木武夫氏を応援するため、自民党員になった。
国会中継は、時代劇よりも大事な番組だ。
代表質問で、前置きが長い野党の人には、「そんな説明いいから、さっさと言え!!」
と、まるで国会の中で野次を飛ばす人みたい。
“アベノミクス“への期待は半端ではないようだ。
父が主人に、「なぁ、アベノミクスは世界で評判高いんだろ?」
主人「いや、日本で言われるほど、世界じゃ評価はされてないよ」
父「でも評判いいんだろ?」
主人「そんなこと言ってるのは、日本だけだよ」
父「なんで、お前はすぐオレの言うことに反対するんだっ!」
主人「・・・」

総理談話、総理の演説は、朝、昼、夜、三回ニュースで見ないと気がすまない。
テレビに向かって、「ガンバレ!」と応援。
黙っている主人に向かって、「おい、なんとか言えよ! 声出せ!」
自民党に厳しい事を言う解説者は、ボロクソになじっている。
本当にリベラルだったら、私たちの個人の自由をもう少し認めて、お父さん。
このままでは、この家はかつての日本みたいに、お父さんの中心の全体主義になってゆく。

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