Arts and Crafts, Food and Styling, Tradition and Originality

うるしの話

文字サイズ:

うるしの話

 皆さんの漆(うるし)に対するイメージはどんなものでしょうか?

  1. 伝統工芸?
  2. お手入れが大変?
  3. お椀以外は、普段使いにはちょっと・・・?

こんな方多いのではないでしょうか?かつて私もそうでした。しかし今は違います。漆の器はとても身近な食器に変わりました。その理由とは・・・

 2004年、主人の母が亡くなり、食器棚を整理していたら、大正時代のお椀、屠蘇器、津軽塗りや薩摩のお重、古い木目のお盆など何種類もの漆の器が出てきました。どれもこれも手作りの良さがありましたが、漆がはがれ、木が曲がっているように見えました。
漆の産地の方に相談すると、修理というのは新しいものを買うのと同じくらいの金額がかかるとのこと。
そこで主人が、「だったら自分で直しちゃえば?」と玉川学園にある漆教室"DUCO"をホームページで見つけてきたのです。そこで本漆(ほんうるし)のこと、漆を使う時の道具のことを一から教えていただけることになりました。
まだ道半ばのプロセスですが、徐々にその変化を紹介することにします。

 ちょっと欠けたり、漆がはげたりしても、修理することでこの先何十年と使えるものに変わります。その実感がなんだかありがたいのです。

  1. 梅のお重と屠蘇器
  2. 重箱
  3. 金つぎ
  4. 修理の注文お受けします

powered by Quick Homepage Maker 5.1
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional