こんな布を織ったり染めたり
こんな布を織ったり染めたりしてました
インディゴブルーに魅せられて、絣に挑戦。
二重織り。前と裏側が、違う色が出るようになっています。
ホームスパンです。羊の原毛を洗って、染めて、混ぜて、伸ばして、紡いで織る。気の遠くなるようなこと出来たんだ。あの頃は。
卒業制作ではこんな作品を織っていました。"Mountain of needles(針の山)"はアメリカの友人の強い勧めで、ニューヨークのBank Of Tokyo (当時の東京銀行) のフロアに飾られました。今思うと信じられないようなことでした。ジュディスありがとう!!
ブライアン・イーノとデビッド・バーンの"Mountain of needles" (針の山)という曲が素晴らしくて、この曲のために織ったと言える作品。絣と二重織りです。
渦巻き、上昇、舞踏・・・どこかに行ってしまいたい願望がこの中に入っています。
アメリカのコロラド、ニューメキシコのギャラリーに売り込むため持っていった作品。売れなかったけれどサンタフェの友人宅の壁に吊るして写真を撮りました。懐かしい・・・。サンタフェの空はなんて青いのでしょう!
こんな布を染めたりしてました
学生時代は、1人1枚90cm×200cmの大きな板が割り当てられ、染めるためのスペースも充分与えられていました。あの頃は「工事現場にある、プレハブの部屋みたい・・」と思っていたけど、そこには自由がありました。エアーコンディショナーはなくて、冬はガスストーブ、夏はうちわでしのぎました。けれども理屈だけではわからない、経験を積むことを教えられました。
アフリカをイメージ。技術的に稚拙なので、柄があってない!
四角と丸の連続模様。好きなブルーと茶色の組み合わせ。
藍のカメが学校にあったので、絞り染めにしてみました。
大豆の汁と顔料で染めた、四角、丸、三角のせめぎあい。
最近の作品
Artwell Gallery(アートウェルギャラリー)は、友人のスチュアート・ウィルソンが運営しているアートギャラリーです。有名なハリウッド俳優、ライター、画家などが住んでいる、自然豊かな美しい街、コネチカット州トーリントンにあります。そこで2012年7月4日から約1ヶ月間、"Amazing national and international textile art"で展示されました。もう何年も遠ざかっていた世界に、また引っ張りこんでくれたスチュワートに感謝。
主人の実家に古い着物が山ほどあって、中には着られない状態のものがたくさん。それらを小布にしてコラージュを試みました。布は、陽の光を通す。これをやってみたかった。
テキスタイルアート